「8月」カテゴリーアーカイブ

企画展 藍のものがたり 紅花のものがたり

~きらめく二つの色彩の伝統と現在~

aibeni

藍と紅花 二大染料の魅力に迫る

 古来から布や糸を染めるために様々な染料が使用されてきました。19世紀頃に化学染料が誕生するまでは、動植物から抽出した天然の染料によって色を得るとともに、その植物の効能も活用してきました。日本の色彩文化において欠かせない藍と紅花は、染料の一つでありながら、それぞれの独自の文化を築いてきました。 本展では、この二大染料の色彩と染色技法の歴史、そこから生まれた意匠や衣服を紹介し、その魅力を再発見します。

開催期間前期:7月5日(土)~8月3日(日) 後期:8月6日(水)~8月31日(日)
◇展示替:8月4日(月)、5日(火)◇休館日:7月23日(水)、8月27日(水)
9:00~17:00(入館は16:30まで)
料  金 一般590円(470円) 高大生390円(310円) 小中生240円(190円) ※()内は20名以上の団体
お問い合わせ伝国の杜米沢市上杉博物館 TEL 0238-26-8001

詳細は伝国の杜公式サイトをご覧ください。

♪顔がいのちの~♪吉德これくしょん

日本文化が誇る人形文化をたどる

日本の人形研究の第一人者で人形業界の重鎮、吉德十世・山田德兵衞(1896~1983)が、昭和初期頃から研究資料として収集した品々を母胎とする「吉德これくしょん」。

日本人形の祖形といわれる祓いのひとがた、人形工芸の極致ともいえる江戸期の御所人形、節句飾りの変遷を示す古雛や五月人形、人形や玩具が描かれた浮世絵など、無慮数千点に及ぶコレクションからの精選資料約100点により、日本が誇る人形文化を見つめなおします。 

また、昭和2年(1927)に、親善を目的としてアメリカの子どもたちから贈られた「青い目の人形」のうち、鶴岡市内に現存する人形や、その返礼として贈られた「答礼人形」で修復のために日本へ里帰り中の「ミス山形千歳」を特別展示いたします。

開催日時6月20(金)~8月18日(月)※水曜休館 
会場致道博物館 美術展覧会場
観覧料 大人1000円/学生400円/小中生300円(各種割引有り)
※博物館内の常設展示施設・庭園など全てを見学できる料金
イベント記念講演会&公開鑑定 
講師:林直輝氏(日本人形文化研究所所長、吉德資料室客員研究員、「開運!なんでも鑑定団」日本人形鑑定士)
日時:6月28日(土)14時~16時(約2時間)
会場:鶴岡市中央公民館(鶴岡市みどり町22-36)
人数:先着200名【鑑定は10名】
参加:無料【鑑定も無料です】
※申し込みについては、致道博物館ホームページをご覧ください。
お問い合わせ公益財団法人 致道博物館(0235-22-1199)