「11月」カテゴリーアーカイブ

特別展「上杉謙信の祈りと信仰」

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戦乱が数多く繰り広げられた戦国時代は、戦勝を祈念する軍神が一挙に勃興した時代でもありました。この軍神を信仰する形は、武将が身にまとう武具や刀剣に意匠として施されています。上杉謙信も飯縄権現や毘沙門天等の神仏を篤く信仰しており、謙信ゆかりの工芸品にその様相がうかがえます。
 また、上杉家は真言宗を信仰する全国的にも数少ない大名家です。この発端は謙信と高野山との密接な関係に求められ、謙信への崇敬とともに江戸時代に引き継がれていきます。特に、米沢城本丸に設けられた御堂は、謙信への崇敬がうかがえる代表的な事例であり、全国的に見ても珍しい城の造りと言えます。
 本展では、上杉謙信が信仰した軍神や宗教を主軸に置き、その後米沢藩上杉家に引き継がれていく信仰のかたちを、主に謙信にゆかりある多様な文化財から紹介します。

開催期間前期 9月13日(土)~10月13日(月祝)
後期 10月18日(土)~11月16日(日)
※10月14日(月)~10月17日(金)は展示替え期間のため、常設展示室のみの開館となります。
9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日9月24日(水)、10月22日(水)
料  金 一般800円(640円)高校・大学生500円(400円)小・中学生300円(240円)
※()内は20名以上の団体
お問い合わせ伝国の杜米沢市上杉博物館 TEL 0238-26-8001

詳細は伝国の杜公式サイトをご覧ください。

かめおかあきこ絵本原画展「そして季節はめぐる」

米沢市出身の絵本作家 かめおかあきこさんの絵本原画をご紹介します。
かめおかさんの作品には「オコジョのタッチィ」シリーズ(文溪堂)や『とうみんホテル グッスリドーゾ』(岩崎書店)などがあり、パステルや水彩で描かれた動物たち、雪深い森をはじめとする表情豊かな四季の風景、登場人物の他者への思いやりの心や、ひたむきに行動する姿などが魅力です。

庄内地方では初の個展開催となるこのたびの展示では、最新作の『かんばんのないコーヒーや』(ほるぷ出版)の原画全点を中心に、約80点をご覧いただけます。秋のひととき、季節感たっぷりの鮮やかな絵と、温かな心が描かれた物語の世界をお楽しみください。

会期2025年9月11日(木)から11月9日(日)まで
イベントかめおかあきこさんによる読み聞かせ〈要申込〉
・10月4日(土)13:30-14:10
・定員 :15名程度(先着順)
サイン会
・10月4日(土)14:30~15:30
・下記の特設ショップで本やポストカードをご購入いただいた方※色紙へのサインにはご対応いたしかねますので、ご了承ください。
特設ショップ開設
・10月4日(土曜日)12:30~15:30
開館時間平日 9:00~19:00
(土日祝は17:00閉館)
休館日月曜日(祝日を除く)、9月16日(火曜日)、10月14日(火曜日)、11月4日(火曜日)
入館料無料
会場庄内町内藤秀因水彩画記念館

べらぼうな蔦重とケタはずれな井上ひさし 展

井上ひさし展示室 企画展

蔦重と井上

NHK大河ドラマ「べらぼう」は蔦屋重三郎が主人公。取り巻く戯作者たちの破天荒ぶりも「べらぼう」?

井上ひさしは昭和の‘戯作者’ともよばれ、その‘ケタはずれ’な読書量と資料収集は追随を許さない。

また井上自身も黄表紙や戯作者に魅かれ、戯作者を主人公とした作品を数点書いている。

‘べらぼう’には ‘桁外れ’の意味もあり、井上ひさしの ‘ケタはずれ’をさぐる展示。

開催日時2025年7月1日(火)〜12月28日(日)
《火〜土》9:30〜19:00 《日・祝》9:30〜17:00
月曜休館日(月曜祝日の場合は翌日)
会場遅筆堂文庫(川西町フレンドリープラザ内)
料金無料

詳細は公式サイトをご覧ください。