【教養】勝ち上がりの条件

勝ち上がりの条件

リーダーだけが、時代をつくるのではない。乱世を生き抜いた豊臣秀吉も東郷平八郎も、黒田官兵衛と秋山真之という軍師・参謀がいなければ勝ち残れなかった。天災、経済危機、圧倒的なリーダーの不在。現代という困難な時代にあってこそ、組織で生き抜いた軍師・参謀から、組織で生きざるを得ない私たちが学ぶべきことは多い。二人の歴史家が確かな目で綴った、軍師・参謀の系譜と時代を生き抜く普遍の極意。

半藤利一 磯田道史:著
ポプラ社:発行
定価:1 012円(税込)

(情報提供:(株) 八文字屋

【児童】おしごとそうだんセンター

おしごとそうだんセンター

地球に不時着した宇宙人がやってきたのは、ちょっと風変わりな職業相談所。
宇宙人は相談所のスタッフと一緒に、この星で生きていくこと、働くことの意味について考えはじめる。誰もが避けて通れない「仕事」の意味を問い直し、明日をちょっと明るくする、すべての子どもと大人のためのヨシタケシンスケ版“ハローワーク”ストーリー。

ヨシタケシンスケ:著
集英社:発行
定価:1 760円(税込)

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【文芸】風に立つ

風に立つ

問題を起こし家庭裁判所に送られてきた少年を一定期間預かる制度―補導委託の引受を突然申し出た父・孝雄。南部鉄器の職人としては一目置いているが、仕事一筋で決して良い親とは言えなかった父の思いもよらない行動に戸惑う悟。納得いかぬまま迎え入れることになった少年と工房で共に働き、同じ屋根の下で暮らすうちに、悟の心にも少しずつ変化が訪れる。

柚月裕子:著
中央公論新社:発行
定価:1 980円(税込)

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【生活】理想のレシピ

理想のレシピ

人間の体は、構成する分子のレベルで考えると、一年足らずで「まったく別人のように」変わってしまう。にもかかわらず、そうした変化を感じることもないし、混乱なく生命を維持し続ける。こうした生命の在りようを著者の生物学者福岡伸一氏は「動的平衡」と呼ぶ。本書の前半部では、第一線の生物学者である福岡伸一氏が、人間にとっての「食」の意味、理想の「食」のあり方を生物学的観点から解説。後半部では、福岡伸一氏の主張を踏まえながら、料理研究家である松田美智子氏が「理想のレシピ」を紹介する。

福岡伸一 松田美智子:著
講談社:発行
定価:1 760円(税込)

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【教養】メンタル脳

メンタル脳

「史上最悪のメンタル」と言われる現代人。とりわけ若年層の心の問題は世界的に深刻だ。ユニセフが警告を発し、アメリカ政府は「国家的危機」とまで言及、日本でも高校生の30%、中学生の24%、小学4~6年生の15%が中等度以上のうつ症状を訴えているとの調査結果もある。脳科学からメンタルの問題を解説した世界的ベストセラー『ストレス脳』をあらゆる世代向けに、わかりやすくコンパクトにした〈心の取説〉。

アンデシュ・ハンセン:著
新潮社:発行
定価:1 100円(税込)

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【児童】ちいさなちいさなゆめのおふろ

ちいさなちいさなゆめのおふろ

これは、世界のどこかに住んでいる、ちいさなちいさな動物たちのおはなし。お散歩中、急な雨が降ってきて、濡れてしまったポコポコ。「おふろに入っていかない?」という、ご親切に甘えて、お湯であたたまることにしましたよ。フルーツの森のおふろ、シュークリームのおふろ、竹のタワーおふろ、夢のような魅惑のおふろがいっぱい。

さかいさちえ:著
教育画劇:発行
定価:1 320円(税込)

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【文芸】墓じまいラプソディ

墓じまいラプソディ

「夫の墓には死んでも入りたくない」義母の遺言から始まった墓問題。それは親類や子供たちを巻き込み、墓の必要性などを考えるきっかけになっていく。親子、兄弟、夫婦、偏に「家族」と括っても関係性はバラバラで、継いだ墓への思い入れも大きく違う。「遺骨は燃えるゴミで」と言いたくなるほど面倒な、明日は我が身の墓騒動小説。

垣谷美雨:著
朝日新聞出版:発行
定価:1 760円(税込)

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【生活】年齢を重ねるのが楽しみになる フランス流のもの選び

年齢を重ねるのが楽しみになる フランス流のもの選び

20代で欧州企業に就職。その後、日本とフランスを行き来する生活から、YouTubeでフランス流シンプルシックな暮らしについて発信をしているKatie(ケイティ)さん。中でも、フランスで学んだ「本当に自分のスタイルに合ったものを、長く大切に使う」「使い込んだものにこそ魅力がある」といった考え方や美学が、今のスタイルのよりどころになっているそう。流行や情報に振り回されることなく、自分らしく一緒に歳を重ねていくことが楽しみになるような、自分だけの名品と出合える方法を紹介。

Katie:著
KADOKAWA:発行
定価:1 650円(税込)

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【教養】ブッダという男

ブッダという男

ブッダは本当に差別を否定し、万人の平等を唱えた平和論者だったのか? 近代の仏教研究ではブッダを平和主義者で、階級差別や男女差別を批判し、業や輪廻を否定した先駆的人物として描き出してきた。だがそれは近代的価値観を当てはめ、本来の内容を曲解したものにすぎない。では、ブッダの真の偉大さは一体どこにあるのか。これまでの理解を批判的に検証し、初期仏典を丹念に読みとくことでその先駆性を導き出す革新的ブッダ論。

清水俊史:著
筑摩書房:発行
定価:968円(税込)

(情報提供:(株) 八文字屋

【児童】どっち?

どっち?

木でできた「偽物」はどっち?メディアでも取り上げ多数の「リアルすぎて万バズするキボリ作品」のクイズ絵本がついに発売。キボリ作品と食べ物をならべた激ムズクイズ。たくさんならんだニボシも、おいしそうなチーズも、注がれている途中のコーヒーまで…じつはひとつだけ、木でできたものが混ざっています。あなたは本物を見抜けますか? ひとりでもみんなでもあそべる、子どももおとなも楽しめるクイズ絵本です。

キボリノコンノ:著
講談社:発行
定価:1 760円(税込)

(情報提供:(株) 八文字屋