【文芸】皇后は戦うことにした

皇后は戦うことにしたの表紙

今も昔も、結婚は「始まり」に過ぎない――。婚約破棄したわがままプリンス、選び抜かれた宮家の嫁、そして大正天皇の后…。その高貴な結婚は本当に幸せだったのか―。さまざまな立場に葛藤する皇族を描いた5つの短編には、読む者を圧倒する”心の内”が綴られる。これまで描かれたことのない、衝撃の短編集。

林真理子:著
文藝春秋:発行
定価:1 870円(税込)

(情報提供:(株) 八文字屋

【生活】体の不調をすべて解決する 絆創膏を貼るだけ整体

体の不調をすべて解決する 絆創膏を貼るだけ整体の表紙

こりや痛みの原因となっている根本の神経や筋肉、センサーに効果的にアプローチすることで、痛みは軽減される。その手法により、どんな治療院や整体に行っても治らなかった痛みを解決してきたのが理学療法士の山内義弘氏。整体院に行かなくても自分自身でアプローチすることで、同じ効果・効能を与えることはできないか――そう考えた末に編み出されたのが、本書で紹介する絆創膏を使った整体法だ。上半身・下半身のさまざまな痛み・こりに対して、その原因となる部分に絆創膏を貼るだけで、一瞬で効果は表れる。

山内 義弘:著
KADOKAWA:発行
定価:1 760円(税込)

(情報提供:(株) 八文字屋

【教養】蔦屋重三郎と浮世絵 「歌麿美人」の謎を解く

蔦屋重三郎と浮世絵 「歌麿美人」の謎を解くの表紙

2025年大河ドラマ「べらぼう」主人公のモデルは蔦屋重三郎。江戸時代中期、数多ある版元の中で、なぜ蔦重だけがこれほど注目を集めたのか。蔦重が歌麿に描かせた「ポッピンを吹く娘」はなぜ名作と言われるのか。話題を呼ぶ浮世絵を次々に手掛け、江戸を騒がせた蔦重の独自の仕掛けとは―。本書は蔦屋重三郎のビジネス上の足跡に沿って代表的作品から知られざる名画まで多くの作品を取り上げ、オールカラー図版を実際に見ながら、その歴史的意味やインパクトを明らかにしていく。大河ドラマ「べらぼう」の近世美術史考証者である著者が、“コンテンツビジネスの風雲児・蔦屋重三郎”に迫る決定版。

松嶋雅人:著
NHK出版:発行
定価:1 265円(税込)

(情報提供:(株) 八文字屋

【児童】おせち

おせちの表紙

「くろまめ ぴかぴか あまい まめ。まめまめしく くらせますように」「きんとん きんかん きんいろ こがね。おかねが いっぱい たまりますように」など、おせち料理を美しい絵でひとつひとつ紹介しながら、そこに込められた願いをリズミカルなことばで伝える絵本です。 時代も変わり、おせち料理もバラエティーに富んでいますが、今も昔も人々の願いは同じ。改めて日本の伝統食・おせち料理の良さを味わえる一冊です。

内田 有美 :文・絵
福音館書店:発行
定価:1 100円(税込)

(情報提供:(株) 八文字屋

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