【文芸】迷惑な終活

迷惑な終活の表紙

年金暮らしの原夫妻。妻の礼子はいわゆる終活に熱心だが、夫の英太は「生きているうちに死の準備はしない」という主義だ。そんな英太があるきっかけから終活をしようと思い立つ。それは家族や他人のためではなく、自分の人生にケリをつけること。彼は周囲にあきれられながらも高校時代の純愛の相手に会うため動き始める。やがて、この終活が思わぬ事態を引き起こし──。『終わった人』『すぐ死ぬんだから』『今度生まれたら』『老害の人』に続く著者「高齢者小説」第5弾。

内館牧子:著
講談社:発行
定価:1 870円(税込)

(情報提供:(株) 八文字屋

【生活】家のコンロでも100%おいしい!毎日のおうち中華

家のコンロでも100%おいしい!毎日のおうち中華の表紙

 山形県酒田市で町中華のコックとして働きながら、YouTubeで中華料理の奥深さ、作る楽しさを独特の表現で分かりやすく発信する、おおたきさん初の著書。誰が作ってもおいしい味の確かさで、チャンネル登録者は22万人を超える。
 本書では、家庭のコンロの火力でも美味しく作れ、食材も調味料も最小限、パパっと作れるおうち中華レシピ、週末少し時間をかけて作りたい本格的な中華料理、ハンバーグや肉じゃが、オムライスなどの日本の家庭料理を中華風にアレンジした著者オリジナルレシピなどを収録。

おおたき:著
KADOKAWA:発行
定価:1 650円(税込)

(情報提供:(株) 八文字屋

【教養】日本の果物はすごい-戦国から現代、世を動かした魅惑の味わい

日本の果物はすごい-戦国から現代、世を動かした魅惑の味わいの表紙

日本の歴史と経済を語るのに果物は欠かせない。柿は平安時代から生活用品として活躍した。徳川家康は関ヶ原の戦い直前になぜ柿と桃に願をかけたのか。ペリー来航の際、アメリカと対等に渡り合おうと日本が振る舞った料理に添えられた品種は何か。太平洋戦争中、軍需物資として密かに大量生産されたのはどんなブドウだったか。日本発展の知られざる裏側を「果物×歴史」で多種多様に読み解く、「もうひとつの日本史」。

竹下大学:著
中央公論新社:発行
定価:1 100円(税込)

(情報提供:(株) 八文字屋

【児童】しばらくあかちゃんになりますので

しばらくあかちゃんになりますのでの表紙

あかちゃんのお世話で忙しいみーちゃんのママ。おねえちゃんなんてつまらないと思ったみーちゃんは、自分もあかちゃんになることに決めました。ゴローンと寝転がり、おしゃぶりをくわえて、あかちゃんになってみました。でも、あかちゃんになるとお菓子が食べられないことに気づき、あかちゃんタイムはおしまいに。みーちゃんが遊びに行くと、ママはあかちゃんをおんぶしながらたくさんの家事をこなします。すると、へとへとに疲れたママが、「よし! きめた! ママもしばらくあかちゃんになるわ!」と言って……。

ヨシタケシンスケ:著
PHP研究所:発行
定価:1 540円(税込)

(情報提供:(株) 八文字屋

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