【文芸】オパールの炎

オパールの炎の表紙

一九九九年に日本でピルが承認される約三十年前に、ピル解禁と中絶の自由を訴える一人の女がいた。派手なパフォーマンスで一躍脚光を浴びるも、その激しいやり口から「はしたない」「ただのお騒がせ女」などと奇異の目で見られ、やがて世間から忘れ去られてしまう―。謎多き女をめぐる証言から、世の“理不尽”を抉りだす圧巻の傑作長篇。

桐野夏生:著
中央公論新社:発行
定価:1 870円(税込)

(情報提供:(株) 八文字屋

【生活】頂を目指して

頂を目指しての表紙

18歳で代表デビューを果たして以来、10年かけて名実ともに世界に誇る日本のエースに成長したバレーボーラーの石川祐希。高校時代から日本のトップを走ってきたが、国際舞台では悔しい想いも味わってきた。そのなかで自身の成長とチームの成長がシンクロし、パリでは半世紀ぶりのオリンピックの表彰台=世界の頂を狙える位置に上り詰めてきた。石川が、選手として、人として、これまでの人生の喜怒哀楽を初めて綴った自叙伝。

石川祐希:著
徳間書店:発行
定価:1 870円(税込)

(情報提供:(株) 八文字屋

【教養】新装版 わたしが正義について語るなら

新装版 わたしが正義について語るならの表紙

正義とは何で、正義の味方とはどのような人なのか。戦争を生き抜き、国民的ヒーロー「アンパンマン」を産みだしたやなせたかしが、その半生を通じて向き合った「正義」のあり方とは。「正義はある日突然逆転する。逆転しない正義は献身と愛だ。」という言葉がとても印象的な本書。混迷の時代に生きる勇気をもらえる、やなせ流の人生哲学。

やなせたかし:著
ポプラ社:発行
定価:979円(税込)

(情報提供:(株) 八文字屋

【児童】いちごりら

いちごりらの表紙

いちごのすきなごりらさん、いっぱいいっぱいたべたらね、いちごりらになっちゃった!リズミカルな展開とシュールなイラストで、見れば見るほどクセになる。ことばあそびと迫力ある絵変わりが楽しい、読み聞かせでも大盛り上がりの一冊。

麻生かづこ:著
かねこまき:イラスト
ポプラ社:発行
定価:1 595円(税込)

(情報提供:(株) 八文字屋