【文芸】海を破る者

海を破る者の表紙

かつては源頼朝から「源、北条に次ぐ」と言われた伊予の名門・河野家。しかし、一族の内紛により、いまは見る影もなく没落していた。現在の当主・河野通有も一族の惣領の地位を巡り、伯父と争うことを余儀なくされていた。しかしそんな折、海の向こうから元が侵攻してくるという知らせがもたらされる。いまは一族で骨肉の争いに明け暮れている場合ではない。通有は、ばらばらになった河野家をまとめあげ、元を迎え撃つべく九州に向かうが……アジア大陸最強の帝国の侵略を退けた立役者・河野通有が対峙する一族相克の葛藤と活躍を描く歴史大河小説。

今村翔吾:著
文藝春秋:発行
定価:2 200円(税込)

(情報提供:(株) 八文字屋

【生活】やせる背骨しぼり

やせる背骨しぼりの表紙

「やせなさい」と言われて運動を頑張り食べることを我慢するのも、誰かに「やせましょう」と言って我慢を強いるのも無理……という、なんとも気弱なパーソナルトレーナーが、人体のしくみを研究したどり着いた「勝手にやせていく体をつくる方法」を大公開! 体幹を1分「しぼりあげる」だけで体重を7.5キロ落とす、ウエスト−9.1センチ、二の腕−6センチなどのサイズダウンを達成、肩や腰のこりや痛み、婦人科系の不調が消えて人生が前向きに変わる、など劇的な変化を起こしました。やせにくくなる中高年も無理なくやせたと大好評で、60代や70代もダイエット成功へと導いています。

隅田咲:著
サンマーク出版:発行
定価:1 540円(税込)

(情報提供:(株) 八文字屋

【教養】なぜ働いていると本が読めなくなるのか

なぜ働いていると本が読めなくなるのかの表紙

「大人になってから、読書を楽しめなくなった」「仕事に追われて、趣味が楽しめない」「疲れていると、スマホを見て時間をつぶしてしまう」……そのような悩みを抱えている人は少なくないのではないか。「仕事と趣味が両立できない」という苦しみは、いかにして生まれたのか。自らも兼業での執筆活動をおこなってきた著者が、労働と読書の歴史をひもとき、日本人の「仕事と読書」のあり方の変遷を辿る。そこから明らかになる、日本の労働の問題点とは?すべての本好き・趣味人に向けた渾身の作。

三宅香帆:著
集英社:発行
定価:990円(税込)

(情報提供:(株) 八文字屋

【児童】109ひきのどうぶつかくれんぼ

109ひきのどうぶつかくれんぼの表紙

動物たちにかくれんぼ大会の招待状が届いて、109匹がかくれんぼ。だれがどこに隠れたのかな?画面のすみずみまで探して見つけよう!細やかに描かれたイラストには、お話が広がる遊び心が満載。だれが何をしているのかな?動物探しだけでは終わらない、子どもたちはもちろん大人も夢中になれる絵本です。

のはなはるか:著
ひさかたチャイルド:発行
定価:1 540円(税込)

(情報提供:(株) 八文字屋