【文芸】墓じまいラプソディ

墓じまいラプソディ

「夫の墓には死んでも入りたくない」義母の遺言から始まった墓問題。それは親類や子供たちを巻き込み、墓の必要性などを考えるきっかけになっていく。親子、兄弟、夫婦、偏に「家族」と括っても関係性はバラバラで、継いだ墓への思い入れも大きく違う。「遺骨は燃えるゴミで」と言いたくなるほど面倒な、明日は我が身の墓騒動小説。

垣谷美雨:著
朝日新聞出版:発行
定価:1 760円(税込)

(情報提供:(株) 八文字屋