【文芸】青い鳥、飛んだ

青い鳥飛んだの表紙

一度でも道を踏み外した者は、決して許されないのか? コンビニ店主の柳田は「万引き犯など最低の人間」という信念をのもと、万引きした男を捕まえようとした。もみ合ううちにその男を死亡させてしまう。逮捕され、人生は暗転していく。一方、児童養護施設で暮らしていた頃に万引きで捕まった過去を持つミチル。そんな二人が、ある事件を契機に巡り会うことに……。過去の過ちに翻弄されながらも支え合い、立ち上がる姿に希望をもらえる一冊。

丸山正樹:著
角川春樹事務所:発行
定価:1 870円(税込)

(情報提供:(株) 八文字屋

【生活】からだ整えのっけごはんと汁

からだ整えのっけごはんと汁の表紙

卵かけごはんや納豆かけごはんの手軽さで作れる、おいしいのっけごはんと汁の献立なら、時間がない朝ごはんにはもちろん、休日のお昼、忙しい日の夕飯にもぴったり。たんぱく質、緑黄色野菜、きのこ、海藻、大豆製品、発酵食品などのからだを整えてくれる食材をどっさり詰め込んだのっけごはんと汁のレシピ、合わせて食べたい浅漬け、あえもの、サラダの合計112点を紹介。管理栄養士である藤井恵さんが提案する、手軽でおいしい2品献立レシピ集、待望の続編。

藤井恵:著
主婦と生活社:発行
定価:1 650円(税込)

(情報提供:(株) 八文字屋

【教養】いつもの言葉を哲学する

いつもの言葉を哲学するの表紙

ニュースや日常のなかで「言葉が雑に使われている」と感じたことはないだろうか? 
かつて哲学者のウィトゲンシュタインは、「すべての哲学は「言語批判」である」と語った。
本書で扱うのは、巷でよく見かける、現実をぼやかす言葉、責任を回避する言葉のほか、日常の中で文化の奥行きを反映する言葉などの「生きた言葉」たちだ。結局、言葉を大切にするとは何をすることなのか。サントリー学芸賞受賞の気鋭の哲学者が、自分自身の表現を選び取り、他者と対話を重ねていくことの実践法を説く。

古田徹也:著
朝日新聞出版:発行
定価:935円(税込)

(情報提供:(株) 八文字屋

【児童】わかったさんのチョコレート

わかったさんのチョコレートの表紙

作家・寺村輝夫の世界を、永井郁子が受けついで物語と絵を描く、「わかったさんのあたらしいおかしシリーズ」の、第2巻。真夏の日ざしのなか、わかったさんは車で、おとくいさんの元へクリーニングを届けにいきます。ところが一転、知らない場所で、チョコレートのおかしをつくることに。しみの付いたドレスを着た人形が、わかったさんを不思議へといざないます。懐かしいのに新しいわかったさん。ぜひ、読んで作って味わってください。

永井郁子:著
あかね書房:発行
定価:1 320円(税込)

(情報提供:(株) 八文字屋

ページのトップへ戻る