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ガンジーの非暴力思想の根源を、共に生活した孫が、自分の人生も含めてわかりやすく、ストーリー仕立てに伝えてくれている1冊です。「怒りは正しく使いなさい」の帯がとてもインパクトを与えてくれます。「怒りを正しく使う」、「憎むよりも許す、ウソをつかない」、「違いよりも共通点を見つける」、「意見することを恐れない」、「ものを粗末にしない」、などガンジーの生き方と思想はあまりに素晴らしいです。しかし、本当にすごいのはそれを驕ることなく、質素な暮らしを続け、人々に伝え、自ら行動するその姿勢だと考えます。分断が進み、自分だけがいいとなりがちな物質社会の現代にこそ読み継がれるべき本です。
アルン・ガンジー:著 桜田直美:訳
ダイヤモンド社:発行
定価:1 760円(税込)
(情報提供:(株) 八文字屋)

たった2℃地球の気温が上がると、なにが起きてどうなってしまうか。それを小学生にも伝わりやすい具体例を挙げている環境問題提起の絵本です。地中の平均気温が2℃上がると環境災害が始まります。「人間は熱中症になりやすく」、「体温調節ができない魚は死ぬ」、「流氷が少なくなった海でゴマフアザラシはシャチに食べられ」、「ウミガメは生態系がおかしくなり子どもが生まれない」、といったことが起こりうると想定されています。
そのために私たちは何ができるのでしょうか。読後には、じっくり考えさせられます。
キム・ファン:著
チョン・ジンギョン:イラスト
童心社:発行
定価:1 980円(税込)
(情報提供:(株) 八文字屋)

本作は、あざやかな伏線回収で読者を虜にし、映像化された作品も多い稀代のストーリーテラーである伊坂幸太郎さんの、作家デビュー25周年を記念した短編集です。これまで単著未収録だった4作品に、完全書き下ろしを加えた5編を収録。予想もつかない謎解きや、ユーモア満載のSFからジワ泣きストーリーまで、伊坂ワールド全開の一冊となっています。2005年~2019年と刊行時期はバラバラですが、通して読むと繋がりが生まれる不思議な短編集です。
伊坂幸太郎:著
PHP研究所:発行
定価:1 760円(税込)
(情報提供:(株) 八文字屋)

読んで楽しい、お料理研究所シリーズ3作目。
研究所と書名が付いている通り、レシピ本でありながら、『〇〇を△△にしたらどうなるか?』の検証もされているシリーズです。読み物も収録されていて2倍楽しめます。
小田真規子 スケラッコ:著
ポプラ社:発行
定価:1 650円(税込)
(情報提供:(株) 八文字屋)

休養をとることの最大のメリットは、「自分が使える時間」を増やせること。体調が悪くなる前に効果的に休み、「仕事ができない状態」を未然に防ぐ。朝から頭がクリアな状態で仕事を始め、午後になっても集中力をキープする。現役医師の経営者が実践する休養を睡眠、入浴、食事、運動、メンタルなどジャンルごとに紹介されている1冊です。
令和のビジネスパーソンに必要なのは、戦略的に休んで心身を整えるスキルです。長時間働けば評価される時代ではなくなり、限られた時間の中で効率よく成果をあげることが、何より求められています。
加藤浩晃:著
日経BP:発行
定価:1 760円(税込)
(情報提供:(株) 八文字屋)

内容は「ぱかっ」「まんいんです!」という言葉の繰り返し、そして、ぎっしり詰まった豆や実たちの表情のおもしろさが作られた、あかちゃんが喜ぶ笑顔はじけるたべもの絵本です。
ページをめくって楽しむとともに、子どもたちが、身の回りの食べ物に興味や親しみを持つきっかけにもなります。さらに、めくりやすく破れにくい、赤ちゃんの手にもやさしい角丸&ボードブックです!食育にもおすすめです。
平田景:著
ひさかたチャイルド:発行
定価:1 210円(税込)
(情報提供:(株) 八文字屋)

一度でも道を踏み外した者は、決して許されないのか? コンビニ店主の柳田は「万引き犯など最低の人間」という信念をのもと、万引きした男を捕まえようとした。もみ合ううちにその男を死亡させてしまう。逮捕され、人生は暗転していく。一方、児童養護施設で暮らしていた頃に万引きで捕まった過去を持つミチル。そんな二人が、ある事件を契機に巡り会うことに……。過去の過ちに翻弄されながらも支え合い、立ち上がる姿に希望をもらえる一冊。
丸山正樹:著
角川春樹事務所:発行
定価:1 870円(税込)
(情報提供:(株) 八文字屋)

卵かけごはんや納豆かけごはんの手軽さで作れる、おいしいのっけごはんと汁の献立なら、時間がない朝ごはんにはもちろん、休日のお昼、忙しい日の夕飯にもぴったり。たんぱく質、緑黄色野菜、きのこ、海藻、大豆製品、発酵食品などのからだを整えてくれる食材をどっさり詰め込んだのっけごはんと汁のレシピ、合わせて食べたい浅漬け、あえもの、サラダの合計112点を紹介。管理栄養士である藤井恵さんが提案する、手軽でおいしい2品献立レシピ集、待望の続編。
藤井恵:著
主婦と生活社:発行
定価:1 650円(税込)
(情報提供:(株) 八文字屋)

ニュースや日常のなかで「言葉が雑に使われている」と感じたことはないだろうか?
かつて哲学者のウィトゲンシュタインは、「すべての哲学は「言語批判」である」と語った。
本書で扱うのは、巷でよく見かける、現実をぼやかす言葉、責任を回避する言葉のほか、日常の中で文化の奥行きを反映する言葉などの「生きた言葉」たちだ。結局、言葉を大切にするとは何をすることなのか。サントリー学芸賞受賞の気鋭の哲学者が、自分自身の表現を選び取り、他者と対話を重ねていくことの実践法を説く。
古田徹也:著
朝日新聞出版:発行
定価:935円(税込)
(情報提供:(株) 八文字屋)

作家・寺村輝夫の世界を、永井郁子が受けついで物語と絵を描く、「わかったさんのあたらしいおかしシリーズ」の、第2巻。真夏の日ざしのなか、わかったさんは車で、おとくいさんの元へクリーニングを届けにいきます。ところが一転、知らない場所で、チョコレートのおかしをつくることに。しみの付いたドレスを着た人形が、わかったさんを不思議へといざないます。懐かしいのに新しいわかったさん。ぜひ、読んで作って味わってください。
永井郁子:著
あかね書房:発行
定価:1 320円(税込)
(情報提供:(株) 八文字屋)
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