おっそろしく太い腕だった現役時代も今は昔、でもそれなりにはゴッツい体で和菓子職人を続けております八代目です!
さて、菓子職人になって家を継ぐと決める前から応援をしております、我が故郷「山形」のプロフットボールクラブ「モンテディオ山形」。
なんとか、自分たちの現場からも応援をできる手段はないかと、
オフィシャルの商品開発の野望に始まり、そしてJリーグの厚い壁に阻まれ断念も、ウルトラC的な発想転換で生み出しのたのがこの菓子【頂】
1本を1000円で販売し、その売り上げの内から200円をクラブへ寄付をすることをお客様と「約束」する菓子として販売しております!
この辺がウルトラC的発想。。。
よく、「売り上げの一部を寄付」となっている品物だと、何故かクラブへ直接の支援ができず、Jリーグに一旦納め、そこから金額が下りてくる形。
自分にはそれが納得できないし、寄付額も可能な限り大きくしたかったので、「公認」をリーグからもらうことよりも、「信用」に基づいた「約束」でもって寄付金を生むことにして数年、なんと毎年賛助会員一口分以上寄付できてます!
そして今年も、無事に頂の売上額からの寄付と、マグネットリボンの募金ができました。
その額109,358円!(頂が74200円!マグネットリボンは35158円。)
皆様の応援、本当にありがとうございます!
アウエーへのお土産だったり、アウエーで参戦された他サポの皆さまが購入してくださったりで、地道にやらせていただいてのこの額!
ちなみに、マグネットリボンは1枚1000円での募金をそのままお渡ししてますが、ここからいくらがクラブに入るのかは存じ上げませんので悪しからず。
今年の贈呈の模様などは、クラブのサイトに掲載されてましたので、以下からどうぞ!
http://www.montedioyamagata.jp/news/y-2017/n-00007932/
思うに、このタイプの取り組みを、お客様との信頼を元に実施するサポーターでスポンサー、なお店が増えて行けば、クラブへの支援へのハードルって下るんではないかと。
そしてそれだけでなく、自らのお金や体力が、明確な流れで、どこへ行ったかがわかるってのはきっと、応援する気持ちを喚起する効果があると思うのです。
大企業に比べれば、小さな町のお店が多い土地。
その小さなお店の中で「モンテディオ応援してみたいな」と思っても、会員になるにはまず稼がなきゃいけない。
そんな時「頂スタイル」での取り組みでできたお金でもって、スポンサードの一歩を踏み出せる企業が増えたら、もっと今より「俺たちのクラブ」って意識のスポンサーが増えると思うんです。
初めて自分が、SY21の総会に出席した時、海保さんが言ってました。
「見てください、サポーターがスポンサーにまでなった。
若いこういう人が、どんどん出てきたらクラブの空気は変わりますよ」って。
この言葉が、自分をゴール裏で半裸で叫び続ける事だけでなく、他にも自らの現場からできるサポートをって気持ちの原動力です。
願わくば、来季のクラブがもっと、街の人に近い存在になりま様に。