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ぶどう農家さんのおはなし

鶴岡市櫛引地区のぶどう農家さん(鈴木さん)に伺いました。

-何を作られていますか。
米、ぶどう、和梨、洋梨、柿です。昔のことは分かりませんが、少なくとも明治29年生まれの祖父はぶどう、梨、りんごを生産していました。
ぶどうは、商品として出しているものは26種類あります。その他数種類生育中のものなどがあります。
新しい品種は、2年から6年位育ててみて、自分に合っていれば他の品種と交換するなどして淘汰しています。

マニキュアフィンガー
「マニキュアフィンガー」細長くて華やかな色使いはまさにその名前のとおり。皮をむかずに食べられます。

-ぶどうを作るにあたってのこだわりを教えてください。
近年特にまるかじりするぶどうが流行っていますので、農薬は出来る限り使わず、安全で安心して食べられるぶどう作りにこだわっています。

シャインマスカット
近年大人気の品種「シャインマスカット」。表面に茶色いシミがつきやすいので、大事に袋をかぶせています。まさに高級ぶどう。皮をむかずにこのまま食べられます。

-美味しいぶどうの見分け方と保存方法を教えてください。
まず「色」です。赤や黒い品種のものは「濃い」色合い。そしてマスカットなどの白いぶどうは「黄色」みが出たものが、糖度が高くなります。
そして、「ブルーム」。皮の表面に着いている白い粉です。粉が残っていると新鮮な証拠です。
購入後は冷蔵庫に入れて保存してください。ブドウ糖は、冷やすと甘みを強く感じる性質がありますよ。
産直あぐりには、採りたてのものを置いていますので、1週間ほどは日持ちします。

ゴルビー
「ゴルビー」 旧ソ連(現ロシア)のゴルバチョフ書記長が活躍していた時期だったため命名。粒がもっちり特大。

-おすすめの食べ方はありますか?
皮ごと食べられる品種を冷凍庫に入れます。シャーベット状になり、次の春まで美味しく食べられます。

どうもありがとうございます。
ぶどうは、9月20日頃が店頭に多く品種が並ぶ時期だそうです。
今年は気候が良く、粒が大きくて甘みがのっているそうです。
時期は、10月20日頃までということです。

鈴木さんのぶどうは、「産直あぐり」で購入できます。

鈴木さん
甘み、酸味だけでなく、少し渋みのあるぶどうがお好きだそう。糖分を取り過ぎないように医者から言われているので気を付けているとのこと。いつまでもお元気で美味しいぶどうを作ってください!<m(__)m>
ぶどう
商品説明のシール、カードを全て手書きで書かれています。奥様の書いたシールもコピーして貼っているそうです。やさしいお気遣いとお人柄が文字にも表れています (*^_^*)

梨農家さんのおはなし

和梨農家さん(鶴岡市櫛引地区 井上さん)に伺いました。

-何を作られていますか。
 収穫順に、①幸水 ②豊水 ③あきづき ④新興、(しんこう) です。  
35年前に父が植えたものです。今はちょうど、幸水が終わり豊水が間もなく出始める時期です。

梨
もうすぐ出荷時期を迎える「豊水」 まだ少し青みが残っていますが、十分大きく育っています。

-見ると想像していた梨の木とは違い、ぶどうのように棚になっているんですね。そして、かなりびっしりとたわわに実っていますね。
 はい、収穫しやすいように棚仕立てにしています。両親たちの身長に合わせているので少し低くなっています。これでもかなり摘果して整理をしているんです。
-井上さんは身長が高いので大変でしょうね。
 (笑)腰が痛くなります。

-早速ですが、おいしい梨の見分け方をお教えください。
 大きくて形がよいものだと思います。形がいびつだと、甘みが全体にのっていない梨になります。

-家庭での保存方法は?
 家庭では、冷蔵庫の野菜室に入れるとよいです。梨はすぐに食べられる状態でお店に並びますので、出来るだけ早く食べることをおすすめします。

-井上さんの梨生産のこだわりはどんなことですか。
 大きい梨が美味しいと考えていますので、出来るだけ大きく作るようにしています。そのために、適期に摘果を行うよう注意をしています。

井上さん

井上さんの畑では、和梨の他に、ラ・フランス、りんご、柿も作られているそうです。お気に入りの梨の食べ方は、洗って皮ごと(!)がぶりと食べるのが一番と教えていただきました。最初は皮が気になりますが、慣れるとおいしいとのこと。大玉の梨を丸かじり、一度やってみたいですねー!本日はお忙しい中ありがとうございました (*^_^*) 
井上さんの梨は、「産直あぐり」で購入できます。