人形屋さんのひとり言 (2014年12月)

 今年も店内は、お雛様達でいっぱいになりました。
去年とちょっと違うといえば、平飾り(お殿様とお姫様だけ)が増えた事でしょうか。時代の流れですね。
でもそんな中、日本の伝統美が国内外から見直されている事は嬉しい事です。
ここ数年、「節句離れ」「少子化」と淋しさを感じていましたが、これを期に、「お雛様にも興味を持ってもらえたらなぁ。」と思うこの頃です。
さて、今年人形屋さんが思う事は、「古典美」です。毎年、色々な最新作を見てきましたが、やっぱり伝統的な柄・色に勝るものがないと言う事です。
美しいものは、シンプルな程、美しさが際だちます。
そんな思いで飾りつけをしたお姫様達をぜひ一度、見て頂ければと思います。お待ちしております。