人形屋さんのひとり言 (2013年3月)

2月下旬頃から、春らしい日差しになり、お雛様達も微笑んでいる様に見え、こちらも穏やかな気持ちになってきます。
おひさまの力はすごいですね。

街の中は色々な所で、つるし雛飾りや昔のお雛様が見られます。
これだけすばらしい物が、山形の各地に、きちんと手入れがされ残っているという事は、物を大事に、季節を楽しむことができたという山形人のすばらしい所だなと感じます。

人形屋さんの店内は「赤から黒」への衣替えです。
今年も大きさに関係なく、きっちりと職人さん達が仕上げてくれた鎧・兜に人気が集中しています。
また、それを引き立てる屏風の多彩さにもびっくりです。

甲冑一体一体が持っている雰囲気を大事に、飾り付けました。
ぜひご来店頂き、専門店が選んだ五月人形を見て頂きたいと思います。