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人形屋さんのひとり言(2020年2月)

hitorigoto_feb 立春が過ぎ、不動産屋さん、引っ越し屋さん、スーツや学生服などのコマーシャルを多く見かける時期になりました。人形屋さんにも「雛人形はいつからいつまで飾ればいいですか?」という問い合わせが増えてきます。はっきりした答えはありませんが、子供さんが小さい場合は、「立春を過ぎたあたりで」と申し上げます。やはり楽しみにしているでしょうから。

 人形屋さんでは、旧節句(今年は3月26日)まで飾っておくので、「雨水」の頃から出し始めます。かたづける時期ですが、「3日が過ぎたらすぐ」と思われますが、山形の様に寒い雪国は、旧節句の頃がお人形さんにも人間にも一番ベストだと思います。
 一般的な説明は、東京を中心にしています。桜の開花時期を考えても3週間から一ヶ月違いますので、急がず、あせらず、心配せず。カラッとした良い天気の時にかたづけて下さい。
 ご家庭ごと、行事等など色々な事を考えながら「我家のペース」を決めていかれてはと思います。
 情報がありすぎる時代だからこそ「いやんばい」でいいのです。

どうぞお気軽にお立ち寄りくださいませ。
山形市本町二丁目3-22
三浦人形店
☎023-622-1455

PS:キャッシュレスポイント5%還元対象店です。
(クレジットカード 一括のみ)

人形屋さんのひとり言(2017年12月)

 

 雪が降りだすのが早かったためか、寒さが厳しく感じられる今年です。正月飾り(羽子板、破魔弓)の習慣がない山形では、12月にはいると一気にお雛様の季節になってしまいます。  少し早いと思われるかもしれませんが、色々なお店をゆっくり見て歩き、品定めや、人形屋さんの話を聞いたりするのには良い時期かもしれません。

 当店も、色々に着飾ったお姫様。お殿様が勢揃い。それぞれにお顔立ち、雰囲気も違っていて面白いですよ。
 同じ大きさのお雛様も、屏風・飾台の使い方でちょっとゆったりめ、コンパクトにと飾り方は無限大。
 専門店だから出来る、お客様の声をお聞きしながらお一人お一人に合ったセットをご提案いたします。
 時間は少し頂きますが、ひとつひとつ積み上げていく作業は本当に楽しいですよ。小さな店なので、お待たせすることも多々あるかもしれませんが、ぜひお声をかけてください。メリット・デメリットもきっちりお答え致します。

 長い付き合いの工房で、しっかり作ってもらったお雛様を一番美しく見えるように飾らせてもらいました。ぜひ皆様で一足早い春を感じにいらしてください。お待ちしております。