『狭小地』旗竿地のいいところ、わるいところ

旗竿地建築では・・・
いい点、よくない点とさまざまありました。


良くない点
①採光・通風の工夫が必要。
②土地の出入り口が決まるため、
間取りは限定傾向。


いい点
①希望エリアでは比較的安く買える
②通りから見えない分、
外観コストを削減し、ほかの工事コストを費やせる。


注意点
①重機、資材が搬入しにくい。
工事コスト高になる。


法令
②公道に2メートル以上接道している、
隣地が公園・緑地であるなどの条件を満たす必要がある。
自治体によっては、
防火基準を高く求める場合があるなど。

専門家の腕の見せ所
①規格化されたハウスメーカーでは対応できない旗竿地・狭小地こそ
建築家の知恵や技術が必要。
その土地の持つクセ、
近隣の家との関係性などを
十分考慮しなければ快適な家にならない。


最終的に価値として残るのは土地の価値。
それを考えれば、利便性の高いエリアに例え旗竿地であっても土地を持つというのも一つの考え方です。
 
いずれにせよ、
総合的に考え、
最終的に判断するのはお施主さまとなるのです。

人気のエリアを最優先に考えるのか、
多少不便でも広々とした郊外の土地を選ぶのか。

ひとつの大きな分岐点ともいえるポイントとなるでしょう。

『狭小地』旗竿地建築の相談先

旗竿地や狭小地ほど、
知恵と技術を要します。


なかなか大手ハウスメーカーでは、
まず取り扱ってもらえないであろう旗竿地の家。

それだけ、知恵と工夫、技術が求められるのです。

採光や通風だけを見ても、
周囲の環境を充分に理解した上で建てなくてはいけません。

隣家の影響をいかに避け、
明るさと風通しを考慮し建築する。

これらは、
プロや専門家としての見識を持って、
解決する必要があるのです。

規格化された家では対応できないのは当たり前の事です。

ご近所の家との関係性、
セキュリティ面での配慮、
狭く見えがちな敷地を充分に活かす工夫、
そのどれを取っても、

経験あるプロ、専門家の出番になります。