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山形新聞社の使命と報道活動

 山形メディアタワー 山形新聞は1876(明治9)年に創刊されました。山形、置賜、鶴岡の3県が統合され現在の山形県の姿となった翌月のことです。以来、大正、昭和を経て現在まで、県民とともに歩み、郷土の発展に寄与してきました。

 130年以上の歴史に甘えることなく、技術革新にも取り組んできました。どの新聞でも毎日、鮮やかなカラー写真が紙面を飾っていますが、先鞭をつけたのは山形新聞で、1979(昭和54)年に連日の生ニュースのカラー化に踏み切っています。その後も、これも全国トップをきってのカメラの全社的なデジタル化、記事入力のパソコン化、最新のCTS(コンピューター編集システム)や高速輪転機など、より良い紙面作りのため最新の技術を次々と導入しています。

 そして今、新聞社も速報性が求められる時代となり、山形新聞も全国の地方紙52社と共同通信による全国ネットのニュースサイト、「47News」(よんななニュース)に参加。県内のニュースや地域情報を毎日、全国に発信しています。インターネットと並ぶ情報ツールである携帯電話でも事件事故、スポーツ、選挙などの速報を流しています。

 県内一円に張り巡らした取材網により、山形のニュースは山形新聞が一番詳しいのは自他共に認めるところですが、これに速報性が加わり、「山形のことは山形新聞で」という信頼性が一層増しています。そうした県民、読者の期待と信頼に応えるため、一層の努力を続けています。