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人形屋さんのひとり言(2017年12月)

 

 雪が降りだすのが早かったためか、寒さが厳しく感じられる今年です。正月飾り(羽子板、破魔弓)の習慣がない山形では、12月にはいると一気にお雛様の季節になってしまいます。  少し早いと思われるかもしれませんが、色々なお店をゆっくり見て歩き、品定めや、人形屋さんの話を聞いたりするのには良い時期かもしれません。

 当店も、色々に着飾ったお姫様。お殿様が勢揃い。それぞれにお顔立ち、雰囲気も違っていて面白いですよ。
 同じ大きさのお雛様も、屏風・飾台の使い方でちょっとゆったりめ、コンパクトにと飾り方は無限大。
 専門店だから出来る、お客様の声をお聞きしながらお一人お一人に合ったセットをご提案いたします。
 時間は少し頂きますが、ひとつひとつ積み上げていく作業は本当に楽しいですよ。小さな店なので、お待たせすることも多々あるかもしれませんが、ぜひお声をかけてください。メリット・デメリットもきっちりお答え致します。

 長い付き合いの工房で、しっかり作ってもらったお雛様を一番美しく見えるように飾らせてもらいました。ぜひ皆様で一足早い春を感じにいらしてください。お待ちしております。

人形屋さんのひとり言 (2015年12月)

12月にはいり、街中も華やかな季節になりました。
今年一年の出来事を思い起こしたり、来年の事を考えたりと、この一ヶ月で色々な事をやってしまう日本人はすごいですね。それだけに後からおっかけられている様で、なんとも落ち着きません。
そんな中、人形屋さんの店内だけは、ほっこり、ゆっくりとした時間が流れています。ゆったりと気品高く、お雛様達が笑んでいるからでしょうね。
イルミネーションにもまけないくらい華やいでいます。
今年も色々な職人さん達とお話ししながらお願いしてきたお雛様達でいっぱいです。半年ぶりのご対面です。
細かい注文にもきっちり答えてくれる職人さん達に感謝です。
そんなお雛様を、お客様が、どう判断なさるか、人形屋さんが一番緊張する時です。
少しでも多くの方に、色々な事をお話出来、選ぶ時の参考になってもらえたらと思っていますので、見るだけでもご来店頂き、どんどん話しかけてもらえればと思います。
干支物(申)、ちりめん細工物、押絵タペストリー、つるし雛飾り等も多数展示しております。
そちらの方もぜひ、ご覧下さい。