今日の鶴岡は朝から小雨模様。次第にこの雨が雪に変わっていき、今週末はずっと降雪が続くようです。蔵でも上槽(モロミを搾って清酒にする作業)が全て終わり、次の造りに向けて道具の片付けや場内の清掃が始まりました。
さて、去る3月3日(月)、鶴岡市内の料亭「新茶屋」において鶴岡酒造協議会主催「永年勤続従業員表彰式」が行われました。毎年3月初めに同協議会会員酒蔵の勤続10年、15年、20年、25年・・・の従業員を表彰します。今年は弊蔵では5名が表彰を受け、記念品を贈呈されました。そして受賞従業員代表として、弊蔵の志田杜氏が謝辞を述べました。その後は各蔵の経営者陣、それに同じく表彰を受けた他蔵の方々と和やかな雰囲気で会食しました。
和食がユネスコの無形文化遺産に登録されるなどこれまで以上に世界で和食が注目されつつあります。それに合わせて日本酒も世界へ広がっていくと大きく期待されています。その日本酒を醸す「蔵人」は昔から変わらず、酒のため、お客様のため、同僚のため、そして将来「蔵人」になる未だ会っていない後輩達のために頑張っているのです。