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FPの家
 山形も含め北国では、 約半年問は暖房器具に頼らざるを得ない。
オイルショック以降、石油資源を輸入に頼る日本では、断熱性や気密性の優れた住宅を積極的に推進してきた。 アルミサッシを使用して気密性を増し、さらにはグラスウールを埋め込んで断熱性も向上した住宅が、県内でも急激に普及してきた。
 しかし、その普及に伴いそれまで経験したことのない「住宅が朽ちる」という現象が多発し始めたのである。その原因が、梅雨時や冬場に発生する結露であることは明らかであった。窓や押し入れの結露もさることながら、最も恐ろしいのは壁内の結露である。つまり、断熱材として使われているグラスウール内で結露現象が起こることである。1度水分を含んだグラスウールは乾き難く、内壁や柱などと密着してカビやダニを発生させるだけでなく、落下してついには土台を腐らせてしまう。この結果、断熱性能が偲下するばかりか、住宅の寿命が短くなるのである。
 「夏涼しく、冬暖かく、しかも結露の発生しない快適な住宅とは?」
会社を設立してほぼ十年、このようなジレンマに陥っていた平成2年春のこと、松本建工梶i札幌市本社)が開発した「FPの家」が北海道で成功を収めているとの話を聞く機会があった。
 「FPの家」とは、フレーム(Frame)と呼ばれる筋交い入りの木枠に発泡ウレタンを充填したパネル(Panel)を、壁面や床下に断熟材として隙間なく収める建築工法である(FPとはFrame&Panelの略)。このウレタン断熱パネルは、グラスウールのように水分を含むことはなく、いつまでも優れた断熱性能を保ち続ける。しかも、日本古来の軸組工法を基本としているので、これまでの住宅と同様、増改築もしやすい (その後、平成8年にFP軸組工法として特許を取得)。また、屋根裏には厚さ25センチのセルロースを敷き詰め、まるで家全体が冷蔵庫のような断熱構造を持つ住宅なのである。さらに、玄関は断熱ドア、窓はペアガラス入り樹脂サッシという徴底ぶりである。
 一方、気密については、平成四年、省エネルギー基準の施行により、「高気密住宅」は建築面積1u相当隙間面積が5cu以下と定められたが、FP工法住宅では当時既に2cuを下回るという驚異的な数値を示していた。従って、当時から「FPの家」は、夏は涼しさを、冬は暖かさを逃がさない魔法甑のような住宅と言われていたのである。
 高断熱・高気密を誇る「FPの家」が、換気や結露対策をどのように行っているかが最も興味を抱くところであった。だが、その答えは案外簡単な仕組みであった。汚れた空気や湿気を排出し、新鮮な外気を取り入れるための「24時間計画換気システム」(システムの概要は図を参照)を標準装備していたのである。とはいえ、このシステムは高気密住宅ならではのシステムであり、気密性の低い住宅では意味をなさないのである。「FPの家」を初めて見て、当時悩んでいた「これからの住宅の方向性」についての結論がすべて得られたと確信した。
換気システムの種類
開発元の松本建工鰍ヘ、もともと地域に密着した小さな工務店だった。ウレタン断熱パネルを使用したいという各地からの要望にこたえ、地元工務店らと協調体制を整えたFPグループが全国にネットワーク化されることになった。当社でもこの思想に感銘し、平成2年にFPグループの会員となり、これまで20棟ほどの「FPの家」を施工している。
 「FPの家」がどれほど省エネルギー・高性能住宅であるか、当社で施工したA氏邸(平成9年3月未完成)の例を紹介したい。
 右表は、築15年の3階建鉄節コンクリート造アパート(延べ床面積18坪)に住んでいた平成8年度の光熱費と、「FPの家」(延べ床面積37.75坪)に入居した平成9年度の光熱費との比較である。A氏邸ではエアコンが1台から2台に増えたが、暖房用のストーブ3台がFF式ファンヒーター1台だけになった。熟損失を防ぐため熟交換型計画換気システムを採用しており、以前のほぼ2倍の床面積でありながら、また消費税率のアップにもかかわらず、年間の光熱費合計は1割ほど少ない。つまり、建坪当たりの光熱費が半分以下なのである。トイレや風呂場をはじめ全室がほぼ同じ温度に保たれ、窓や押し入れでの結露は全く発生しないと感謝されている。光熱費比較表
 グラスウール(100ミリ/16キログラム)の2倍というウレタンパネルの断熱性、相当隙間面積が0.8平方cmという超高気密性、24時間熟交換型計画換気システムの採用、さらには当社の施工技術の結晶がこのような結果を生んでいるのである。
 迎える21世紀に向け、・いかなる企業においても地球環境を無視することはできない。
「FPの家」は、限りある石油資源の有効利用を図り、発生する二酸化炭素量を極力おさえ地球温暖化防止に寄与している。さらには、無結露により住宅寿命を著しく伸ばす結果、森林保護にも頁献しているのである。「四季を通して快適な住宅造り」、しかも「自然環境に配慮した環境にやさしい家造り」 に共鳴したお客様が、「FPの家」に住んでいるお客様のロコミにより着実に増えている。このことが私には何よりもうれしいことである。
 当社は、年間数棟しか施工できない小企業ではあるが、これからも地球環境を守るため、お客様に喜ばれる「本物の高性能住宅」を一棟ずつ丁寧に、確実に施工していきたい。
 
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武田 正行武田 正行
 
(有)武田建築代表取締役
1949年山形県西川町生まれ
ものを作ることが好きで、1966年大工職人の道へ。
現在は環境への負荷が少ない「FPの家」づくりを行っている
 
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