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e-yamagata.com編集部のスタッフが撮影しています
Mr.e-yama
photographed.


玉葱フライ
西塚蒲鉾店

蒲鉾といえば、仕出し料理や引き出物・各種慶弔の行事に欠かすことが出来ず、かつては日本人の食卓を華やかに彩る食材でした。
その様相がかわったのは、日本人のライフスタイルが徐々に欧米化してきた昭和40年代。
座敷からテーブルへ、醤油からソースへ、食卓が和風から洋風へと移りゆくにつれて、蒲鉾の需要も徐々に減少してゆくようになりました。
 

現在も酒田市で「西塚蒲鉾店」を営む西塚さんは、そんな状況に危機感を募らせ、今から20年前、練り物を活用した食材でなんとか蒲鉾の消費を維持させようと、幾度かの試作を試みた結果、なんとも面白い商品を打ち出したのです。
山形県庄内地方、とりわけ名店が多いと言われる美食の町酒田の中心街に「西塚蒲鉾店」があります。
夕食時にもなると、晩ご飯の買い物をする主婦・お腹をすかせた学生・そういった人たちが競って買い求めるお目当ての人気商品は・・・。


見た目はやや丸っとしたコロッケ。しかし誰もがうなずく旨みに魅せられて、地元っ子はもちろんのこと、東北一円、さらには首都圏からも注文が入るほどの大ヒット商品が、西塚さんが考案した「玉葱フライ」なのです。

「玉葱フライ」といえば、一般的に玉葱にパン粉をつけてカラッと揚げたものですが、ここ酒田では西塚蒲鉾店の「玉葱入りさつま揚げ」のことを思い浮かべる人がほとんどです。
通常のさつま揚げは、魚肉のすり身を主な材料とするために、もちっとした歯ごたえが特徴的ですが、この「玉葱フライ」は噛むとシャキシャキと音がします。ふっくらした蒲鉾の中に多くの野菜、とりわけ玉葱の微塵切りがぎっしりと詰まっており、加熱することによって引き出された野菜の甘さが口の中に広がります。

旨みと歯触りを残すために、野菜を刻むことは全て従業員の手仕事。切り口を崩さず、歯ごたえを残し、旨みを逃さない。1つ1つ丁寧な仕事ぶりは大企業ではなく、家族単位の小さな小売店だからできることと、西塚さんは語ってくれました。

1日中フル回転の繁盛ぶりですが、従業員ひとりひとりが食べてくださるお客様の顔を思い浮かべながら、今日も皆さまのもとへ美味しさをお届けしています。

金山杉
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